E25 キャラバン パワステ 高圧ホース パワステフルード 交換
E25型キャラバンのパワステ高圧ホースの交換です。
お客様がオイル漏れを確認後にハンドルに違和感を感じて
パワステフルードの漏れと判明
調べた所、高圧ホースからの漏れでした。
まずは運転席シートを外します
レールは14mm4本、シートベルトのカプラーを外してシートを外します。
シート下のパネルは12mmで何本かで止まってるので全部外してパネル撤去
ここにパワステタンクが有ります、何度見てもサービスホール作ってほしい設計
ラジエーター左上のパネル(10mm3本)を外します
リザーバータンクを外します(ホース下に10mm1本)
ラジエーターサポートを外します(10mm2本)
ラジエーターを上に持ち上げて吊ります
ファンシュラウドに引っかけて、上がってる助手席シートに引っかけます
この時アッパータンクのF側ホースが干渉するので外しておきます
※ラジエーターを吊っておかないとラックピニオンに繋がる配管が外せません
次は車両下側の作業に移ります
車の下に潜りアンダーカバーを外してラックピニオンの下のパネルを外します
クロウフットレンチを使いラックピニオン側の配管を外します
(12mmか14mmどっちだったかな…)
↑クロウフットレンチです
スピンナハンドルやラチェットに付けて使用します
モンキーだと滑ったりパイプレンチだと角をダメにしたりします。
ブレーキラインでも使えるし今回のような油圧配管やガス配管にも使えます
配管類の作業では必要工具ですね(^^)
ポンプ側の配管(24mm)を外して固定用のステー(10mm2本)を外します
これで高圧ホースの取り外しは完了です。
知恵の輪みたいに配管が曲がってるのでコツが要ると思いますが
ラジエーターさえ吊ってれば問題無く外れるでしょう。
取付の作業ですが固定用のステーのブッシュが合わなかったので
元のステーを使用しました
ポンプ側はボルトと銅ワッシャーも同時交換しておきます
後は戻りの作業なので省略
まずエア抜き作業を行います、タンクにパワステフルード補充後に
エンジンをかけてハンドルを左右端まで振ります
パワステフルードが減るので補充します、これを繰り返します。
漏れがないか確認後に試運転して異常が無い事を確認して納車しました。
今回は早い段階でお客様が気づいたので良かったです
オイル不足で乗り続けると最悪ポンプ焼き付けします
ホースよりポンプの方が値段はお高いので…(^^;)